6.22.2016

ご報告:祝祭のお話し 夏の会















雨は潤いをもたらし
雲間には明るい光と
濃い緑の木々のなかに
あらゆるものたちの
湧きあがるような生命力を感じる季節です




梅雨入りも間近かという旧暦 端午の節供の少し前に  
室礼三千専任講師の秋山瑞穂さんをお招きして
祝祭のお話し 夏の会につどいました

























立夏から立秋までの期間におこること
端午の節供から夏越しの祓えまでの祝祭と
私たちの内面の変化についてお話しいただきました

古来からの土着のアミニズムに 
中国から伝来した雅な文化取り入れられ
現代へと受け継がれてきたまつりごとの風習

精霊の働きと目に見えないものへの信仰
そういったものが私たちのくらしに息づいていたのだと思います



このところ意識していたのは
言葉に宿るちからでした
祝祭に場をしつらえ  もの盛ることは
ちからをやどす言葉をあえて介さずに
ものにこころを託すこと ものに祈りを込めること
背景を知り美しいものを愛でることで
ものも浄化され活かされる
瑞穂さんがいつもおっしゃることが
今回もあらためてに響きました


































お話しの後に皆でちまきをつくり
直会では旬の野菜に夏のめぐみーまだ出始めのはしりの夏野菜に
大根など なごりの春野菜とともにテーブルを囲みました
(お料理についてはヒトミズ ブログをご覧ください)




























ご参加くださった方々から体験談や感じことなどからも話し広がり
わたしにとっても印象深く 感覚的に理解を深めることができました。






昨日は朝からの雨が夕方近くにあがり
長い一日の残光が瑞々しい木々に降り注ぐ
すばらしい夏至の夕べとなりました


日々なにげなく過ごしていても
私たちはつねに恵みをうけて
季節は巡っているのですね 


秋の会は9月に行います
またご一緒できますように

ありがとうございました








 
















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