10.01.2014

ご報告:祝祭勉強会




祝祭勉強会の皆さまに 栞草のスペースをご利用いただきました。



テーマは、お月見。
十五夜と十三夜について その歴史や背景を、
また人智学の観点による人と月との関わりを学びました。

2回開催されましたが、私は1回目はスタッフとして直会のお食事の準備を

2回目は参加者としてお話を伺い、直会では軽食をご用意しました。


昨年、冬草の室礼講座でもとりあげたテーマですが、
一年たって再びお話を伺うと、また新たな学びがあります。
(忘れていたこともたくさん!)
今回は人智学からの考察が加わり、
より広く深く 月と人との結びつきを学ぶことができました。





室内も私なりにしつらえてみました。


















旬のお野菜を五色で 

お月見とは収穫物を神様ご先祖様に感謝する行事だったのですね。
講師の瑞穂さんによると、それぞれの野菜にも意味があって
また勉強になりました。









                    お団子のかわりに とれたての落花生と
                    お酒(水ですが)をお供えしました。
                    月のなかに兎はいるのかな























絵本と水に映ったお月さま










季節の野の花も




そしてお供えものは、皆でお下がりとしていただきます。



十五夜は「芋名月」、十三夜は「豆名月」「栗名月」と呼ばれるだけあって
その季節の収穫物をお供えし、神様やご先祖さまに感謝したのでした。
私も旬のお野菜と一緒に、お芋や豆、栗も使ってみました。
(お料理の詳細はヒトミズのページをご覧ください)

















美しい秋の夜、
ゆったりした気持ちで空を見上げてみると
そこにはお月さまが明るい光をなげかけていて
わたし達をみているような お話をしているような
なにか心に訴えかけてくるものを感じます。
そして 自然と感謝の気持ちがこみ上げます。
昔のひとも きっと同じだったのではないでしょうか。






来週10月6日は十三夜
そんなことを思いながら
お月さまを眺める時間をもちたいと思います。
ありがとうございました。


















a group studying japanese traditional festivals and celebrations

gathered at shihorigusa's small space.

this time the theme was 'full moon viewing party and its history'

i prepared the room and decorated with season's harvest and wild flowers
the lunch was served also using the season's vegetable
dishes are designed related to full moon and the season.


doesn't it look like something up in the clear sky at night (the seventh photo)?

it's sweet potato/rice dumpling in dashi soup, a dish for full moon viewing party.
there is walnut with dates/miso/peanut butter raw paste in the cake. 
this is not a traditional meal but i originally designed for this meeting.